管理会計に関する業務

会計事務所の8割以上がこの業務とも言えますが、大きく分けて3つの作業となります。

まず、クライアント様からお預かりした入力データや帳簿等の資料により会計事務所専用のパソコンによる処理を行い、月次または年次の利益計算を行います。我々は常に自計化(クライアント様がご自身である程度の会計処理を進められること)を目指し、そのために必要な指導・アドバイスは欠かしません。形として出来上がる試算表・月次損益推移表・前期比較損益計算書などを用いて打ち合わせ時に報告させていただきます。
その際に心がけるのは「分かりやすく」「経営者が必要な情報を伝えて」「現在抱えている課題を解決する」ことに尽きます。

その次に決算時には普段処理する月次とはまた違った処理を行い一年間の経営の集計を行います。ここで得られる情報はただ「売った・買った」の利益というだけでなく、資金繰り、融資、事業承継など様々な事柄において必要な情報ばかりです。経営者の感覚と出てきた計算結果が違うということは往々にしてあり、そのズレを説明させていただき、それをきっかけに抜けているデータや資料を探し出すのも我々の役目と言えます。

そして最後に決算が終わると我々税理士が税理士たるゆえんの税額計算に入ります。法人の税だけでもその種類は6種類もの内容に及び、かつ毎年税法は改正され、それに伴い申告書のフォーマットや税額は例年通りという訳にはいきません。また減税の特例などは非常にマイナーかつ難解なものもあり、我々税理士及び会計事務所のスタッフはコンスタントに研修会を行い、これに対応すべく日々努力を行っています。もちろん税額の予測と節税アドバイスも随時させていただいております。

以上、会計業務の内容をほんの少しですがご紹介させていただきました。主に管理会計に関する業務としては下記などがございます。

管理会計に関する主な業務

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